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2017年12月15日

第二の性



80年代初期、ドイツで暮らしていた私は一番安い航空会社アエロフロートに乗っていた。それがキャンセルの時は大韓航空に乗った。後者の方はフライトクリューが前者よりずっとずっと親切で、若くして一人で健気に旅する私を珍しがって英語で話しかけてくれた。そんな中で一つ面白い会話がある。男のフライトクリューが日本についてこう語った。「僕には日本語はわからないけど、日本は男尊女卑の国だなと思う。例えばテレビを見ると男性と女性が隣り合ってニュースやワイドショーのコメンテーター役をするときに、男性は発言権を持っていて女性はうなづいていたり微笑んだりしている。言葉はわからないが、男は何を喋っても女はそれに肯定しているように見える。韓国では女は怖いぐらい強くてそれもそれで恐ろしいのだが、少なくともテレビでは男女平等だな。テレビで女が男に媚びるのを見せてしまったらそれをみんな真似るだろう?」

昨日ドイツから戻って眠れなかったのでアップルTVで30年前頃のテレビのお笑い番組を見たら、ふと大韓航空のフライトクリューが言った意味がわかった。このお笑い番組のコメンテーターたちがまさに男尊女卑で、男がどんなナンセンスを喋っても女性は「はい」と言ったり笑ったりうなづいたりするのである。今も昔も変わっていない。これを見本としたものが飲み会である。男女が集まったところでは、どうしても男が主導権を掴み、女は引っ込んでしまう。さもなければガミガミと騒ぐヒステリックばあさんにならざるを得ない。
私は決してフェミニストでもなければ女が特別好きでもない、ただし面白い人間を贔屓する人間好きである。同性に関しては強い女の方が弱い女より、興味ある。が、贔屓しない。弱い女をもっと強くさせたい、と痛切に思う。日本を強くしたいのではなくて日本女性を強くしたい。いやいや女性は強いよと言う男性の声が聞こえると、それは女性には強くなってほしくない、というふうに捉えてしまう。自称先進国だと歌う日本として隣の儒教の国韓国の男性に男尊女卑の国だと言われるのは実に情けないことだよね?
ラベル:女性
posted by Foomy at 04:12| 東京 ☀| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする