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2017年09月16日

ポピュラー音楽でよく使われる英単語その2



ポピュラー音楽でよく使われる英単語その2
『ブルース』

1回目は『カントリー』でしたが、今回は『ブルース』でもっともよく使われる言葉を紹介します。

『カントリー』と違って、『ブルース』に関しては実に多くの研究がされています。
カントリーに関してはフォーク(アパラチア山脈)との関連が多く、
土着民の言葉使いが多いことから、字の読めない人や貧しい移民の音楽であり、
アカデミズムに認められると同時にカントリーの本来の精神を失うのに対し、
『ブルース』は、実に多くの大学論文や文芸誌で扱われ、
ブロードウェイ、ジャズ界へ繋がり海外のインテリ層にも非常に注目を浴びて来て、
無数の資料があります。

私自身も何を隠そう、15歳でブルースにハマり、22で本場アメリカ人のブルース・トリオに入り、24歳に念願の本場アメリカへブルースの旅をしたのですが、
シカゴであれハーレムであれ大学関係の方々が実にブルースに詳しく
ブルースならあのクラブが良いよ、この本がオススメだよ、と教えてくれました。

それに対し、私がナッシュヴィルへカントリー&ウェスタンをやりに行った時は、
アカデミアの反応が「それ、なに?」でした。母にハンク・ウィリアムズを聞かせた時、
彼女は「これはネグロ・スピリチュアル」だと断言し、私が「これはカントリーだよ」と教えても、信じてくれませんでした。

このように、『ブルース』の情報の方が豊富なのですが、
このブルース、実は演歌と似てるんですね。
作り上げられた音楽であり、又、これこそが『アメリカ人の音楽』なのです。
『アメリカ人の音楽』とは、『アメリカ人の創ったアメリカの音楽』という意味です。

アメリカという大地にアフリカから奴隷が運ばれて、
奴隷に許されたのは
1、日曜は教会へ行くこと2、アメリカ市民権を受けること3、歌うこと
でした。

最初の移民たちは黒人もスペイン人もドイツ人も北欧系もイギリス人もフランス人もロシア人もイタリア人もスラブ系もアジア系も、多かれ少なかれ自分たちの祖国の音楽を持ち込んだと言われます。その頃の音源はありませんが、歌詞や譜面として記録されたものは部分的に記録されてあります。部分的に残った記録は2世代以降の音楽になり、
ここからは「完全にアメリカン・ミュージック」であるということが
1963に(著書Jones, Leroi)『Blues People』にすでに書かれています。

ブルースの作品は土着なカントリーと違って非常に完成度が高く、アリス・ウォーカーやアレン・ギンズバーグなどのリベラルでモダンな一流作家のスタイルをもとにした詩であって、決して日常会話に使うものとしては『不自然』に感じられます。
詩的、芸術的に喜怒哀楽が唄われるという点がブルースのユーモアなのかもしれません。
もちろんカントリーもアメリカ人の音楽ではありますが、
カントリーでは白けるほど露骨に日常を表しているのに対し、
ブルースは情緒的でロマンチックな雰囲気を表す作法が基盤となり、
この、とてつもなく悲しいところが演歌と似てブルースの面白い面でもあるでしょう。

ブルースでもっともよく使われる英単語を紹介します:
http://www.mag2.com/m/0001646433.html


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ラベル:Blues
posted by Foomy at 03:26| 東京 ☁| 英会話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする