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2017年06月09日

オーネ・ミッヒェル

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ドイツ語に『オーネ・ミッヒェル』という表現がある。学校でもしょっちゅう『オーネミッヒェルになってはいけませんよ』と叱られたもんだ。文字通りの訳はオーネは無し、ミッヒは一人称、ミッヒェルは太郎や次郎のような典型的な男の名前。俺抜き、私は関係ない、自分は違う、僕は別にいいけど、などの口癖をよくする、典型的なドイツ市民を意味するため、太郎抜き、次郎抜き、という意味にもなる。もともとは、戦争へ行かないで文句ばかり言う青年の事だったが、戦後から、いわゆる自分のことしか考えない自分勝手で利己主義、かつ社会に文句ばかり言うが何もしない卑怯者を差す。プライベート空間に引きこもり、政治・社会に無関心、文句ばかり、言うこととやることが一貫してない、物欲と傲慢に負け、自分自身の現状に満足するエゴイストのことだ。「自分さえよければいい」が彼らのモットーである。オーネ・ミッヒェルは、あらゆる階層にいるもので、頭良い人だったりもするからタチ悪い。口先では素晴らしい言葉を発信するが、本人の日々の行いが大凡その優れた説教とは程遠い…自分のコトを棚に上げて世の中を、日本を、政府を、地域を、教育を、他人を、批判することだけは見事である。そう、オーネ・ミッヒェルたちには責任がないのだ。私も批判的になると、あの時のラテン語の先生の顔がふと思い浮かぶ。彼女は、卒業する日に元気のいい満面な笑みを浮かべて我々に言ったのだ。これからあなた達がすぐに大学に行こうが行かなかろうが、私の問題ではありませんが、オーネ・ミッヒェルになってはいけません!(笑)♪

posted by Foomy at 13:42| 東京 ☁| 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする