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2017年05月03日

ドランクソングに相応しいスケール

メジャースケールとその平行短調は、長い間、禁じられていました。
モードで言うと、イオニアン、エオリアンのことです。
プラトン曰く「イオニアとリディア調は酒場の宴会用で、リラックスしすぎて酔っ払ってしまう。これらは禁じられるべきである。ドリア調とフリジア調は緊張していて、戦場に向いている。」その他のモードは?
まずロクリアンは、ごく最近できたモードで、1度と5度の間のトライトーンは悪魔のインターヴァルと呼ばれ、禁じられていました。同じくミクソリディアンは3度と7度の間がトライトーンであり、7度がイオニアンの1度へ導くことから悪魔の音階とされ、禁じられていました。そしてエオリアンはイオニアンの平行調であると同時にリディアンと似た性質を持っているため、禁じられていました。この禁じ法は西洋の教会で厳しく守られ続けていました。

確かに子供時代の私はペンタトニックばっかり聴いていました。小学校の2年生ごろに5年生の先輩がエオリアンの歌を合奏するのを聴いて悲しいってこういうことなんだ、と実感しました。それからしばらくは短調の音楽ばかりを好んで聴きました。ギターでもAマイナー、Eマイナーばかりを鳴らして悲しみに耽ったものです。それからEメジャーを覚えて、それがAマイナーをより深く悲しく響かせてくれることを体で覚えたもんです。中学に入るとブルーノートを覚えて、ミクソリディアンとマイナーペンタにハマる...そして高校からキース・ジャレット、チック・コリアなどからリディアンの不思議な浮遊感に溺れ、大人になった気になりました・・・この、嬉しいのか悲しいのかわからない、シュールな気分は、なかなかミステリアスでした。その頃から、先輩たちに「そのうち絶対にカントリーに目覚めるよ。最終的にはメジャーコードが全ての基本!」と言われていました。最近、カントリーばっかり聴いていますが、これが英語で『drunk songs』と言われます。
まさに「酔っ払い向けの音楽」ですね。古代禁じられていた意味が、わかるような気がします・・・



これからパッキングして関西、名古屋、静岡で演奏します。
よろしければ聴きに来てくださいね。

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posted by Foomy at 15:53| 東京 ☀| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする