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2017年04月15日

黒歴史を真っ白にする方法

黒歴史を消す方法はないかと聞かれました。

答えはイエスとノーです。

消そうと思えば消せるのだと思います。
誰にも言わない、内緒にする、ということです。
更に、女性は、嘘をついたりある事実を取り消すと、だんだん、それが”事実”だと思い込んでしまう、
なんともラッキーな性質だ、と心理学部を出た娘から聞きました。そう、嘘が真実に変身してくれちゃうんですね。

私自身、長い間、この作戦で、うまく人を騙してきました。
理由は、非常に厳しい親がいたせいです。本当のことを知られると引っぱたかれ、押し入れに閉じ込められ、脅され、外出を禁じられ、公でディスられ、ウディーアレン映画ごとくの大変な目にあったんですね。つまり、自分の行動が親の思い通りにいかないと罰を受ける、それぐらいなら嘘ついた方がいい、というワル知恵が働いたのです。

そんな私ですから、長い間、失敗したことは全て”なかったことにして”おけば、誰にも気が付かられずに住む、という確信がついていました。それなりにずる賢くなり、人を騙す気楽さを味しめました。

しかしこれには大きな盲点があるんですよ!

誰にも気付かれず、というのが盲点なんですね。

自分だけが気付いているんです。

いくら他人を騙すことができても、自分を騙すことはできません!

ですから、『黒歴史を取り消す』ことは、
全く意味ないのです!

意味ないどころか、逆効果になってしまうんです。

つまり、黒歴史をなくすということ時点で、
大きな嘘をついているんですね。これ、メンタルなダメージ、大きいです。


私の場合、親はもちろん、大事な恋人や友人に対しても隠し事をもってきました。

「こんなことをあなたに知られたらあなたに嫌われるかもしれない」

という恐怖がありました。

罪がバレた場合、必死で「ごめんね」と泣き叫んで、詫びて、信頼を取り戻そうと頑張りました。

何故ならば、自分が自分を信じていなかったからです。

私は物心ついた頃から、『親に褒められる』+『親に叱られる』=『自尊心の度合い』というものの考え方でした。
成長するにつれて親の代わりが恋人や教師や周りにいる人間だったんですね。ちょっとした失敗でもバラしたら、
相手にされなくなるんじゃないか、という恐怖感が元で生きてきました。

実際バレたこともあります。バレたあと、無理してその人の信頼を取り戻そうとした時の自分が卑屈で仕方ありません。

私は20歳で軽い挫折を覚えて、ちょうどその時に日本に一時帰国しており、ある出版社から本を出す依頼をいただき、こんな失格の私が本を書くのに値しないと思いましたが、問題直視を兼ねて書くことにしました。しかしまだ若すぎたんでしょうね、今読み返すとまだまだ綺麗事が多すぎて恥ずかしくなります。何より、書き終わった後のスッキリ感が、正直言って、ありませんでした。

それから帰国後に二冊目の本を書くことになり、今度こそぜんぶ暴露しようと決心しましたが、勢い良すぎたのか、その時に付き合っていた日本人の男に気を遣いすぎて、今ひとつ根本に踏み込めなかったです。

あれから母とリレーエッセイ集を出しましたが、ここでは母に気を遣いすぎて今でも自分で読み通す気になれないぐらい、論外の本になりました、表紙は可愛いけど。

そして離婚後にシングルライフをなんちゃった的に面白おかしく描写するエッセイ集を書きましたが、正直なところ、この、最後の自分についての本が、一番出来が良かったと自分で思っています。やや乱暴に思いついたことを書いたんですけどね、スッキリ感はこの四冊の中で一番ありました。たくさんの同性の方から「目から鱗」とか「勇気もらった」などのお手紙もいただきました。

ただ、それでも黒歴史を書けていないんですよ!

何故ならば、自分のブラックホールと直視するのは、一番辛いんですよね。

辛すぎるので、四冊目を最後として、それ以外は、ベースとかシュタイナー教育とかについてしか書いていません。そう、己を語るよりも、物を語る方が、ラクなんです!!

「へえ、ベースってこうなんだあ!」
とか
「なるほど、シュタイナー教育ってそういうことなんですね」

と言われる方が、

「へえ、フミってこうなんだあ!」

なんて言われるより、ずっとラクでした。

でも、それでは人は成長しない、成功したいのなら、まず自分の黒歴史を直視しろ、何故ならばそこから学べることがいっぱいあるから、というようなことを今日、ある経営コンサルタントのメルマガで読みました。

自分の黒歴史を本当に真っ白にするには、まずその黒歴史と向き合わなくてはならないのです。

早速、私も、自分の黒歴史を掘り下げようと思います。
より深く深く深く掘り下げたいと思います。
掘り下げるだけじゃなくて、そろそろ外に出して心のデトックスする。。。まずはそこからですね。

恥ずかしいのでメルマガで発表するつもりです。

読まれた方は、ご自身の黒歴史を掘り下げてみてください。
人のことよりも自分のデーモンを抉り出す方が100倍難しいから。

ありがとうございます。

人生相談:今より10倍モテる!
http://www.mag2.com/m/0001645950.html
ラベル:アウトロー
posted by Foomy at 15:23| 東京 ☀| 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする