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2017年02月08日

ケーデンズ



ポピュラーミュージックによく出てくるケーデンスを紹介します。
どのケーデンスも一般性が高いので覚えると便利だし、反復が多いので覚えやすいです。
この手のスタンダードなコードチェンジの指癖をつけておくと、
ジャムセッションや初めての曲を覚えるときに役に立ちます。
ギターの人は、一つの形で覚えたら、それをカポタストで他のキーでも弾けちゃいます。
ベースの人も、一箇所のポジションで覚えたら、それを『ズラす』ことによって別のキーでも弾けるでしょう。
上級者は、一箇所のポジションで様々なキーで弾けるようにしましょう。
そのためのフィンガーリングを知りたい人は、ブックエンド・スタジオでレッスン受けてみてください。

ケーデンスを覚える前にスケール音を度数で考えましょう。
西洋音楽でキーを7音とするので、1から7までの数字しか使いません。
例えば典型的なケーデンスに1625というのがありますが、
これはどういうことかというと、「1度、6度、2度、5度」ということなんですね。
ただそう言うのは時間がかかりすぎますね。
日本のジャズミュージシャンは「いちろくにご」と言います。
これも悪くありませんが、なんだか電話番号みたいで、ちょっと抵抗あります。
英語圏ではカレンダー式に読みます。
例えばアメリカ人は「Sixteenhundred-twentyfive」。
ドイツ人は『100』を省いて「16」と「25」。
こうしてカレンダー式のように覚えると覚えやすいです。
例えば「せんろっぴゃくにじゅうご年」、と。

これから色々なケーデンスを紹介しますが、
ぜひこのようにして覚えてみてください。


今回はメジャーコードのみによる進行を考えます。

Die Dur-Kadenz 1451(せんよんひゃくごじゅういち年)

クラシック音楽から来ているため、ドイツ語でdie klassische Durkadenz(I-IV-V-I)と呼ばれます。
いわゆる3コードモーションです。学校で最初に覚える進行だったりします。

1:1145(せんひゃくよんじゅうご)
とてもキャッチーなため、ポップスに出てくるパターンです。
Guantanamera
La Bamba
Twist and Shout
Breakfast at Tiffany's

2:14(じゅうよん年代)
I-IVをよく使う曲はルーツ音楽には大変多いです。

Are You Sure Hank's Done It This Way
Oh Lonesome Me
In the Midnight Hour
Boom Boom
Do You Believe in Magic
Domino
Gimme Some Lovin'
Lay Down Sally
Mystery Train
Red House
Satisfaction
Never Going Back
Start Me Up
The Night They Drove Old Dixie Down
Undercover Of the Night
Whatcha Gonna Do

3、54-11(『54年代11月』)
日本では逆行モーションと言います。
ミクソリディアン・コード進行とも呼ばれます。
これもやはりルーツ音楽に多く出て来ます。
ブルースの9小節目からと同じモーションですね。

Sweet Home Alabama
Ring Of Fire
Magic Carpet Ride
Maggie Mae
Swingin (Tom Petty & The Heartbreakers)
Sympathy For the Devil
You Can't Always Get What You Want



3:ブルース
1111、4411、5411
言うまでもなく、ブルースです。
ギター奏者は、とりあえずEかAのブルースを覚えます。
他のキーのブルースは、カポタストを使うか、『ズラす』といいでしょう。
ブルースはソニー・ロリンズやチャーリー・パーカーやセロニアス・モンクのものもありますが、
フラット・キーよりも初めのうちはシャープ系かせいぜいFかCまでがわかりやすいでしょう。
ジミ・ヘンドリックス、BBキング、レイ・ヴォーン、クラプトン、CCR、
ストーンズ、カール・パーキンス、チャック・ベリー、ディラン、プレスリー、
フリートウッド・マック等が比較的わかりやすいです。

4:カントリー進行

I7 I7 IV7 I7
V7 IV7 I7 V7
or
I IV I I7
IV V I V7

『8小節ブルース』とも呼ばれますが、これはジャズ(ラグタイム)の要素が強いです。

Midnight Special
Corrine Corrina
Alberta




厳密にはブルースはダイアトニックではなくなっています。
ブルースの場合のように5度以外にもb7thが付いているコードをセカンダリードミナントと言います。
セカンダリードミナントはクラシックの時代から使われていましたが、
セカンダリードミナントという概念を意識するようになったのはジャズからです。
ジャズのケーデンスはこちらで紹介しております。

有料:プロ・ベーシスト直伝!!ジャズのアドリブ法
http://www.mag2.com/m/0001661492.html


タグ:コード music JAZZ
posted by Foomy at 03:45| 東京 ☀| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする