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2016年10月08日

なりたいものになる



自殺した電通社員に関しての色々な意見と、本人が自殺寸前までに残したツイートを読みました。
何より悲しいのは、寮にいて、彼氏にも実家にも弱音を吐くことができなかったこと。
性生活が充実していなかったにもかかわらず生理痛に苦しまされていたこと。
そして、食べ物といえば、ほぼコンビニのものばかり。

様々なご意見がありますが、しょせん人は人生に何を求めているかに優先順位をつけるべきなのだろうと
思いました。例えば、ここでは労働時間が問題視されていますが、
単純に言うと「100時間働く。だからダメ」とか、「9時〜17時しか働かない。だから良い」
というような、簡単なことでは無いんじゃないかと。

「どんな仕事をしたいか?」よりも「どんな人間になりたいか?」が問題だと思うんですね。
人を救う人?世の中を変える人?あるいは悲劇のヒロイン?

仕事の時間って、人生の中で、一番長くする時間なんですよ。
つまり仕事の環境とは、一番長く過ごす場所なんですね。
ですから、人間はイコール仕事なんです。仕事によって人間のカラーが染まるわけです。

仕事がその人の生活水準を上げたり低くしたりする。
その仕事が「自分を豊かにしてくれるか?」を自問するべきなんですね。
もちろん人には向き不向きがあって、それだけは学校の偏差値とか学歴とは関係ありません。
今このようなヒントを与えてくれたのは、私がお世話になった税理士さんです。
彼は仕事も家族も大好きで、趣味はハワイ旅行とウクレレで、とても明るい人です。
私の目標は、彼のようなハッピーな人になることです。

しかしきっと税理士は私に向いている仕事ではありません。それに、私はハワイにもウクレレにも
あまり魅力を感じません。ただ、彼のようなハッピーな姿勢を真似たい。おかげで今では
お金を数えることも苦ではなくなりました。彼の影響で、ハワイへ行ってみたくなり、
娘と2週間旅行したほどです。

逆の例として私の業界には、今やっている音楽やバンドメンバーが嫌いなのに、お金のためにやっている人がいます。
自分の能力が報われていないと思っているようで、常に被害者意識を持っています。
私がかつて共演したことのあるギタリストは、そこそこ上手いのですが、いつも疲れていました。
目つきが悪くて、会うたびに人の陰口をたてる癖がありました。
当然、私のことも陰口をたてているはずでしょう。
こんな人の歌声も、ギターも、好きになれません。
彼は(多分自分の唯一のアイデンティティーの主張として)いつもどこでもわざとらしいぐらい強烈な関西弁を使います。
そして、古臭いヒット曲をふざけてモノマネ的に演奏します。
それを見て私は、スラングやパロディーだけは、やりたくなくなってしまったんです。それより不器用でもいいから、自分の才能を磨きたい。

ですから、『人』って大事なんです。

自分が何をしたいか、よりも「なりたい自分になる」方が先にあるんですね。

なりたいものになろう!ということは、難しいことではありません。
先輩でもいいし、仕事仲間でもいいし、(元)恋人でもいいし、好きなアイドルでも良いし、死んだ作家でも良いのですが、「あの人みたいになりたい!」
という人をイメージして、その人の生き様を目標設定とする。
その人が仕事が好きなら、自分も仕事の好きな人になろう。その人がよく飲む飲み物がシャンパンなら、
自分もシャンパンを日常的に飲めるような仕事をしよう。その人が雨に降られてしまったらタクシーを拾う。
だとしたら自分もそれぐらいのお金を持つぐらいの人間になろう。その人は遅刻してもあまり怒られない。
だとしたら自分もそのぐらい認められる努力をしよう。
ちなみにジョージ・ジョーンズはコンサートのドタキャンしてもファンに愛され続けていました 笑

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posted by Foomy at 17:23| 東京 ☀| 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする