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2016年03月30日

Richtig

私は「ちょっと待って」とか「ごめん」のような定型化したフレーズは何も考えずに日本語で言えるけど、少し難しいことを伝えたいときはドイツ語から日本語に同時通訳している。たとえば「正しい」という言葉をよく使うが、それはなぜかというと、ドイツ語では日常反射的に使うものであるから。日常的に訳すに困る言葉なので直訳してしまうことが多いけど、このドイツ語の「正しい」は、たぶん日本語の「正しい」とは違う意味合いなのだ。「そう」「その通り」「はい」のときも使うし、肯定するときにはとりあえず使っているし。合う服や音楽や食べ物のことを『正しい服/音楽/食べ物』と言う。さっきも純粋で良質なバター(マーガリンじゃなくてのグラスフェッド生バター)のことを"正しいバター"と書いたら、さっそく「正しいバターなんてあるんですか?」と聞かれてしまった。相手がドイツ語を知らない日本人であることを忘れていた自分がいけない。

昔、気難しい整体師にこんなことを言われたことがある。「バカな西洋人はなんでも正しいか間違ってるか、という観点でしかものを見ない。我々日本人は合うか合わないかという観点でものを見ているのに対して」。彼は私がドイツ育ちであることを意識しすぎて西洋医学をバッシしたのだけど、そんな彼はどれぐらいドイツ語をわかっていたのだろうか?

次の料理教室は未定ですけど、今度は何を作ろうか、リクエスト募集中です。なにか「これを作って(食べて)みたい」というのがありましたら、書いてください。必ず読みます。

ちなみに、「ちゃんと食べる」をドイツ語でrichtig essenと言います。これも直訳すると「正しく食べる」になります。

richtig genießen「うんと楽しむ」>「正しく楽しむ」。

Foomy 南ドイツ・バイエルン料理https://www.tadaku.com/menus/3131
タグ:言語 ドイツ
posted by Foomy at 12:52| 神奈川 | ドイツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする